実施の背景として、過去に当社において配偶者の転勤や親/親族の介護を理由に退職を決断せざるを得ない人が数名いたと言う状況がありました。
また、事前に育児と介護に関して従業員にヒアリングした結果、育児と仕事を両立させることに不安がある、今後両親が高齢化することで介護に対して漠然とした不安があると回答する人が一定数存在していたため、9月29日に仕事と育児・介護の両立支援セミナーを実施しました。
このセミナーを通じて、社内制度や介護保険で受けられるサービスについての理解を深め、また過去の両立支援の実例を紹介したり、さらには現在では当たり前の様に浸透しているリモートワークも活用することで、過去の事例よりも両立しやすい環境であることを認識してもらい、育児・介護に対する不安を解消する取り組みを行いました。
加えて、男性の積極的な育児参加の重要性についての説明も行い、男性社員も育児休業を取得しやすい環境づくりの推進も行っています。
現在の所、当社での女性社員の育児休業取得率は100%で、2022年10月の育児・介護休業法の改正以降は、男性社員の育児休業取得率も100%(1件)となります。
今後も仕事と育児・介護の両立を支援し、従業員一人ひとりのライフプランに合わせた働き方の実現を目指します。